パラレル北陸線 #2 新幹線ダイヤ概況 & 北陸本線 米原~敦賀

3月14日のサンダーバード10号から撮影した 敦賀車両基地

ダイヤ作成の方針

今回からは、実際に作成した架空ダイヤについて語っていきたいと思います。
素人が深夜テンションで作っているダイヤなので、至らない点あると思いますがご容赦ください。

作成順は、
北陸線 -> 新幹線 -> 越美北線 -> 七尾線 -> 城端線・氷見線 (一体となっています) -> 高山線(全区間)
としていく予定ではいますが、正直言っていつまでかかるかはわかりませんね...

先程の作成順に示したとおり、ダイヤ作成は基本的に JR中日本の北陸路線としています。
作成する年代については、2057年3月改正(北陸新幹線全線開業のとき)を基本とします。

また、私の頭が追いつかない()という理由から、長距離路線では一定の区間ごとにダイヤを作成しています。
そのため、製作中のファイル・ダイヤにおいては区間で切れているものがあり、更新されてロングラン列車になっていることがあります。

このプロジェクト、適当な思いつきで一人で1月に始めたばかりなので完成まで相当時間がかかると思います。
まぁ、気長にお付き合いいただけると幸いです。

新幹線の概況(作成予定のダイヤ方針)

ということで、ここからが本編なのですが...
先程書いたように、新幹線の本格的なダイヤ作成は北陸本線のあとなのでまだ制作にすら入っていません。

ですが、今後のダイヤの説明に新幹線のダイヤが頭に入っていると多分いいと思ったので先にある程度方針は説明しておきたいという感じです。

概要としては以下のとおりです。

種別は次の5種類(上から上位種別扱い)

  • かがやき(2h/1本)
    (東京-(上野)-大宮-長野-富山-金沢-福井-敦賀-山科-新大阪)
  • しらさぎ(2h/1本 (かがやきと交互))
    ( ()内は2駅を選択 富山-(新高岡)-金沢-(小松)-(加賀温泉)-(芦原温泉)-福井-(越前たけふ)-敦賀-米原-岐阜羽島-名古屋)
  • はくたか(2h/1本 東京-米原(しらさぎの時間) & 2h/1本 長野-米原(かがやきの時間))
    ( ()内は同時間帯のの上位種別が止まらない駅に停車 東京-上野-大宮-(高崎)-(安中榛名)-(軽井沢)-(佐久平)-(上田)-長野-飯山-上越妙高-糸魚川-黒部宇奈月温泉-富山-(新高岡)-金沢-(小松)-(加賀温泉)-(芦原温泉)-福井-(越前たけふ)-敦賀-米原)
  • あさま(1h/1本)
    (東京〜長野間運行の各駅停車)
  • つるぎ(1h/1本)
    (富山〜新大阪間運行の各駅停車)

はくたか号は、米原駅で名古屋方面のひかり号と在来線のリレー快速列車に接続します。(詳しくはこのあとの米原駅紹介で触れます)
(2044年〜2057年の間は、新大阪ゆきのひかり号に接続していた)

北陸本線 米原〜敦賀間 ダイヤ & 解説

10時~15時の北陸本線 米原~敦賀間 ダイヤグラム
北陸線の米原〜敦賀間は現在、東海道(琵琶湖)線と湖西線からやってくる新快速列車によっておおむね毎時1本程度の間隔で運行されています。(米原〜長浜間は毎時2本くらい)
パラレル世界では、この区間はJR西日本からJR中日本に移管されてしまうために分断されてしまうことになります。
今回作成したダイヤは、60分ヘッドのパターンダイヤを基本としています。
ちなみに、列車番号はもっぱら私が区別するためだけにつけているため、ものすごく適当です。
(列車番号の規則をしっかりと知らないまま開始したためです。ごめんなさい)

このダイヤの種別・停車駅と、列車や駅に特徴のある駅について以下に書きます

種別・停車駅
  • 普通列車 (xxxM)
    黒線・黒文字のものは、区間内完結の普通列車になります。
    米原~敦賀 のものが毎時1本と、米原~近江塩津 のものが毎時1本となります。
    米原~敦賀の通し運行となる列車は、敦賀駅で福井方面の普通列車に接続しています。
    黒線・青文字のものは、湖西線からの直通となる 新快速 列車になります
    北陸線内は各駅に停車し、近江塩津では普通列車と接続します。
    これにより全線で毎時2本の運行を実現しています。

  • 快速列車 (xxxF)
    青線・青文字のものは、米原~福井間運行の快速列車になります。
    言わずもがな、元特急停車駅に対する救済の意味が強めです。
    基本的に2時間に1本の運行ですが、需要が見込まれそうな通勤・通学時間帯には増発します。
    停車駅は、 米原-長浜-近江塩津-敦賀-今庄-南条-武生-鯖江-福井 です。
    近江塩津にも停車していますが、湖西線との乗り換えを考慮し仮置きで停車させています。
    今後考えが変わったら、通過するかもしれません。
    米原~敦賀間は、特急しらさぎのダイヤ+近江塩津停車分の補正のスジを、 敦賀~福井間は、かつて走っていた早朝の快速のスジを流用しています。
    ちなみにこの区間では、朝夕ラッシュを含めて列車の追い越しが発生しません。
    快速による時短効果は、 米原~敦賀間で 11分, 米原~福井間で 29分です。

米原駅


米原駅 簡易配線図 (電留線や米原支所(JR西日本の車両基地などは仮置き))
この世界での米原駅は、東海道新幹線・北陸新幹線・東海道線・北陸線・近江鉄道線が乗り入れる 大ターミナル駅と化しています。
北陸新幹線乗り入れに合わせて駅の改造工事が行われました。
一番大きく変わったのは北陸新幹線乗り入れに際して、新幹線の線形が変更になったことです。
図のとおり、在来線の特急しらさぎ号のようにスイッチバックを必要としない配線とした。
そのため北陸新幹線は、米原駅には大きく回って入ってくる線形となっています。

米原駅絡みで特徴的な列車・運行となるのは以下の通りです。

  • (リレー)新快速
    在来線の特急しらさぎ廃止にで影響を受ける 尾張一宮駅と岐阜駅に対する救済の意味合いが強いです。
    2時間に1本程度 新快速列車を直通させて、北陸新幹線のしらさぎ号 もしくは はくたか号に接続するダイヤを取ることによって、実現させます。
    このとき、大垣~米原間の停車駅を無停車とすることで 在来線の特急しらさぎ号とほぼ同じ所要時間を実現している。
    今まで止まっていた新快速(特別快速は新快速に統合し、大府駅が一部停車)の分は、大垣止だった別の快速列車(区間内各駅停車)が担うことになる。

  • 新快速 琵琶湖線 <-> 北陸線 直通廃止
    残念なことではありますが、車両使用料も多くかかってくるので何本も直通させられないという理由としておく。
    一応、北陸線の普通列車とは接続を良くするダイヤが組まれている(という今のところの設定)
    湖西線経由では直通列車が残っている。(後述)

近江塩津駅

新たにJR中日本とJR西日本の会社境界駅(共同使用駅 JR中日本管轄) となった駅の一つ

  • 新快速 湖西線<->北陸線 直通列車
    なぜこの区間の直通が残ったかという話ですが、 (米原経由と比較して)JR中日本区間への乗り入れが少なく車両使用料などの経費を削減できるからということになっています。
    なお、近江塩津駅での乗務員交代は行われず JR西日本の乗務員が通しで乗務します。
敦賀駅

こちらも新たにJR中日本とJR西日本の会社境界駅(共同使用駅 新在ともにJR中日本管轄) となった駅
新幹線駅舎の1階にある 31-34番のりばは、役目を終えて閉鎖された。(車庫として使われているとか)

使用車両

使用される車両は次のようなものを想定しています

  • 313系 後継車両 (米原~敦賀間 普通列車 / 317系?)
    JR中日本が313系の更新を目的に2030年代後半に製造した 直流近郊型電車
    転換クロスシートを採用した編成・ロングシート編成・ボックスシート編成など、様々なタイプが存在する。
    JR中日本のほぼすべての電化線区で投入された

  • 315系後継車両 (米原~敦賀間 普通列車 / 319系?)
    JR中日本が315系の更新を目的に2050年代に製造を始めた 直流通勤型電車
    何気に最新の315系でも 2050年代になると車齢30年が見えてくるため、こちらも後継が新造されつつあるということ。
    オールロングシートの通勤型車両として、315系とともに運用に入っている。
    北陸線では、朝夕のラッシュ時に投入されることが多い。

  • 223系, 225系 +後継車両 (近江塩津~敦賀間 新快速)
    JR西日本からやってくる車両たち 「30年? そんなの関係ない」 と言わんばかりに223系や225系も走っているが、223系225系共に新快速の第一線からは退いている。
    なので、基本的には後継車が中心に乗り入れてくる。

  • 521系 (北陸線 全線)

    写真(コラ): 521系JR中日本塗装(元画像も私が撮影したものです)
    言わずと知れた北陸の電車であるが、これも車齢が30年を超えそろそろ更新かなというところ。
    そこで2030年代後半に新規に製造されたのが... 521系 2000番台であった。
    北陸線再JR化に合わせて製造され、521系0番台の 1,2次車(223系顔)を置き換えた
    機器が大幅に更新されているなど、もはや顔以外別形式である
    ちなみにこの車両は結構広いところで採用されており

    • 北陸線(521系 0番台の更新 / JR西日本 3セク各社->JR中日本)
    • 小浜線(125系の更新 交直流変換装置がないため 227系8000番台として製造された / JR西日本)
    • 山陽線(415系の更新 車齢が40年を超えたためそろそろ限界だったので便乗 / JR九州)
      での運行実績を誇る。
  • 523系? (北陸線 全線)
    521系 2000番台で更新されなかった 521系 0番台3次車 100番台 1000番台 の段階的な更新のため 2040年代後半から、JR中日本が製造を始めた交直流電車
    新形式なので、見た目や設備も大きく異なっている

米原~敦賀間で見られる車両はざっとこんなところです。
この先の区間で新登場する車種があったらまた紹介します。

各駅の時刻表

おまけとして、OuDiaSecondV2で作成した各駅の時刻表pdfファイルを配布します。
平日ダイヤしか作成していませんが、もしよければどうぞ

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